新着情報
学校の様子
3年 6年生ありがとう集会に向けて
2025年2月25日 10時49分今週の金曜日に『6年生ありがとう集会』があります。この1年間、竜洋北小学校のリーダーとして、学校を引っ張ってきてくれた6年生に、「ありがとう」の感謝の気持ちを伝える行事です。先週までは、体育館で天井塗装工事を行っていたので、集会が行われる体育館での練習はできませんでしたが、今日から本格的に練習を開始しています。今日は、3年生の様子をお伝えします。
体育館に入ると、ちょうど3年生が発表練習をしているところでした。リコーダーの演奏があったり、クイズがあったりと、短時間でしたが充実した内容でした。ただ、体育館練習の初日だったので、改善するとよいなと思うところもありました。以前は、教師から『こんな課題があるから、このように直していきましょう。』と課題を指摘して改善させることもありましたが、今は、子供の主体性が以前に増して重要視されています。今日も担任から『何か直した方がよいと思うところや、意見はありますか』と子供たちに投げ掛けます。すると、『歌の歌詞をまだ覚えきれていません』『リコーダーの始めがそろっていません』等の課題が出されます。リコーダーがそろっていない点について、どうすればよいか再び問うと、『さん、はい』と掛け声を出せばよいという考えがでました。同じバートの子が出すのか、それとも違うパートの子が出すのか子供たちに考えさせ、自分たちのパートの中から号令を出す子を決めることになりました。
こういった、自分たちで課題を見つけ、解決方法を考えて行動していく経験を重ねることで、これからの不安定で不確実な社会を主体的に生き抜く力が育まれていくのだと改めて感じました。今後も、子供たちが自分事として課題を捉え、自己解決することができるような機会を設定していきたいと思います。
第2回学校運営協議会
2025年2月21日 18時46分本年度2回目となる学校運営協議会を開催しました。協議会に先立ち、普段の子供たちの様子を見ていただくため、3時間目を自由に参観してもらいました。会では、学校アンケートの結果や、来年度の学校経営について説明させていただいたり、参観して感じたことや普段の子供たちの様子から御意見を伺ったりしました。
限られた時間でしたが、学校職員では気付かなかった視点での御意見も伺うことができ、来年度の教育活動を確認するよい機会となりました。意見交換では、「あいさつ」が話題として出ました。『見守りのボランティアをしているが、学校に近づくにつれてあいさつの声が大きくなる』『学校だけではなく、家庭でもあいさつする習慣を身に付けさせることが大切』『朝やその時の気分によっては元気にあいさつできないこともある』等の意見が出ました。一人一人の性格や特性もあるので、みんなが学校でも地域でも元気に自分からあいさつするのは難しい面もありますが、あいさつすることが当たり前で、周りの友達や大人が自然にあいさつしている環境があることは大切だと感じます。御家庭での『あいさつ』はどうでしょうか。
2年 生活科
2025年2月20日 10時23分3学期も残り1か月程となりました。教科によっては、まとめの学習が始まっています。2年生の生活科では、1年間を振り返り、自分ががんばったことや、できるようになったこと等をまとめていました。全体では、『すごろく』にして学びを振り返る子供が多かったですが、ランキング形式にして画用紙にまとめたり、絵や文にしてまとめたりする子供もいました。
みんなで同じ方法で物をつくったり、表現することもありますが、今回のように、自分で表現方法を選択して、自由にまとめることができる機会は、個別最適な学びにつながる学習です。同じ『すごろく』を作っている子でも、「2回休み」「2つすすむ」等、指示をたくさんのマスに書いている子もいれば、『かけ算九九が言えるようになったよ』『かん字をたくさん書いたよ』等、がんばったことを中心に記入して、指示は少ない子もいて、それぞれのこだわりが表れていました。途中隣や周りの子と関わりながら、参考になったことを自分の作品に取り入れている子もいて、協働的に学んでもいました。ランキングや文章等でまとめた子もがんばっていたので、お子さんが持ち帰るのを楽しみにしていてください。
委員会活動
2025年2月17日 14時10分2月も半ばを過ぎ、委員会も引継ぎの時期となりました。今日は4年生が初めて参加しての委員会活動が5時間目にありました。本校では、「企画員会」「放送・情報委員会」「運動委員会」「給食委員会」「保健委員会」「図書委員会」「環境委員会」の7つの委員会で組織されています。そのうち「環境委員会」は来年度までの活動となるため、今回は5、6年生のみの活動となります。
委員会の多くは、役割を決めた後に、委員会の仕事内容を説明したり、実際に放送室や図書室での当番活動の練習を行いました。放送委員会では、全校放送のための放送機器の扱い方の説明があり、4年生は熱心にメモを取りながら聞いていました。企画委員会では、国旗や市旗、校旗の掲揚の仕方について、実際に掲揚台まで行って確認しました。
当番的な活動を忘れずに行うことは、全校児童の学校生活にとって非常に大切なことですが、当番活動に留まらない、子供たちが考える創造的な活動もできるとよいと思っています。このことが全校児童のよりよい学校生活につながり、子供たち一人一人が成就感や達成感を味わえることにもなると考えます。今後も、子供たちの思いや考えを大切にした教育活動を展開していきます。
6年 てん刻体験
2025年2月14日 14時56分6年2組では、講師の方々をお招きして、『ものづくり魅力講座』で「てん刻」を体験しました。「てん刻」とは、中国の篆書体(てんしょたい)の文字を石などに判子として刻むことだそうです。
始めに、石を削っていく道具の説明をしていただき、本番用の面とは反対の面の石に、簡単な線を2本掘る練習をしました。木版画の木とは違い、簡単に掘り進めることはできませんが、子供たちは慎重に一掘りずつ削っていきました。
練習した後はいよいよ本番です。自分の名前に使われている漢字の1文字を選んで篆書体で下書きします。その後、練習したように彫刻刀で石を削っていきます。一通り削った後、試しに朱肉をつけて押印してみると、世界に1つだけしかない文字が、きれいに紙に写し出されました。押印してみて気になったとところ(文字が細くなってしまった等)があった子は、もう一度微調整しまして6時間目が終わる頃には全員が完成しました。
3学期に図画工作科の授業で木版画を行いましたが、その時の経験も生かされているようでした。次回は6年1組の子供たちが体験します。