学校の様子

6年 てん刻体験

2025年2月14日 14時56分

6年2組では、講師の方々をお招きして、『ものづくり魅力講座』で「てん刻」を体験しました。「てん刻」とは、中国の篆書体(てんしょたい)の文字を石などに判子として刻むことだそうです。

始めに、石を削っていく道具の説明をしていただき、本番用の面とは反対の面の石に、簡単な線を2本掘る練習をしました。木版画の木とは違い、簡単に掘り進めることはできませんが、子供たちは慎重に一掘りずつ削っていきました。

練習した後はいよいよ本番です。自分の名前に使われている漢字の1文字を選んで篆書体で下書きします。その後、練習したように彫刻刀で石を削っていきます。一通り削った後、試しに朱肉をつけて押印してみると、世界に1つだけしかない文字が、きれいに紙に写し出されました。押印してみて気になったとところ(文字が細くなってしまった等)があった子は、もう一度微調整しまして6時間目が終わる頃には全員が完成しました。

3学期に図画工作科の授業で木版画を行いましたが、その時の経験も生かされているようでした。次回は6年1組の子供たちが体験します。