学校の様子

避難訓練

2025年1月17日 14時20分

30年前の平成7年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が発生しました。当時はテレビ各局が毎日のように被害状況などを放映していて、現実に大都市がこんなにも破壊されてしまうのかと恐ろしさと悲しさを感じたのを覚えています。しかし、時が経ち、少しずつその頃の記憶が薄れてしまっている方もいるかもしれません。そして、阪神淡路大震災を知らない世代が増えてきています。

当時を知らない子供たちにも、改めて災害の恐ろしさや、もしもの時にどのように行動すればよいのかを学ぶことができるように、今日は予告しない避難訓練を実施しました。昨年度は実施していないので、2年ぶりの実施となります。

昼休みに地震が発生した設定で、運動場にいる子は揺れがおさまるまで避難行動、教室にいた子は、揺れがおさまってから各自で判断した経路で運動場まで避難しました。予告して、学級担任が先導する避難とは違うので、わざわざ昇降口で靴に履き替えて運動場へ避難する子がいたり、どう避難すればよいか戸惑っている子がいたりしました。いざという時は、今日のように自分で判断して行動しなければなりません。校長先生からの全体指導の後、教室へ戻って各学級で訓練の振り返りをしました。

よい機会ですので、お子さんに今日の様子を聞いていただき、地震に対する備えを確認してみてはいかがでしょうか。

6年 最後の調理実習

2025年1月16日 17時38分

6年生が最後の調理実習を行いました。与えられた条件(材料や調理方法等)のもと、同じ料理をグループで作ることはありましたが、今日のように各自が考えたレシピでそれぞれが作るのは初めてでした。とは言っても、手順や調理方法が分からなければグループの仲間に聞いて助けてもらうことはできます。

もう、何度も調理実習を実施しているので、包丁や調理器具を手際よく使うことができている子が多かったです。しかし、『みんな一緒』ではないので、小さな鍋を使えばよいのですが、少量しかないジャガイモをいつものように大きな鍋に一杯の水を入れて茹でて、時間が掛かってしまう子もいました。

学習して身に付いた基礎的な知識や技能を、生きた知識や技能にする必要があると感じました。ただ、これも経験。小さな失敗を繰り返しながら、学んだことを自分なりに生きて働く知識や技能にしていくのだと思います。御家庭でもぜひお子さんと一緒に料理してみてください。

6年 キャリア教育

2025年1月14日 18時37分

今年の6年生は、キャリア教育の一貫で多くのゲストティーチャーをお招きしていますが、今日もフットサル元日本代表の「村上哲哉」さんが講師としていらっしゃいました。

まずは、運動場へ出て実技の授業です。サッカーを経験している児童が村上さんからボールを取ろうとしますが、なかなか取ることができません。ボールを取られないようにするたのポイントを教えていただき、子供同士でもボールの取り合いをしました。風があって寒い日でしたが、子供たちは元気に体を動かしていました。

その後、音楽室で村上さんが講義してくださいました。「好き」が夢につながること、苦しい時も逃げたい時も諦めずに乗り越えた時に得られた自信は最強であること、家族の言葉や友達、家族の支えに感謝の「ありがとう」を伝えることの大切さなど、貴重な実体験から、生き方についての示唆をいただきました。講演後の感想では、「自分はあきらめてしまうことが多かったけど、話を聞いて、もっとこうすればいいんだな、がんばれば乗りこえられるんだということを教えてもらい、自信がつきました」といったものもあり、子供たちにとって貴重な学びの機会になりました。

図書ボランティア

2025年1月14日 12時58分

本校の図書室の壁面には、季節に合わせた魅力的な掲示物が飾られています。

これは、図書ボランティア(通称トツカマン)の方たちが毎月本校に集まって、掲示物を作成してくださっているものです。いつも7名程の方がいらっしゃいます。今回は2月に向けて「節分」をテーマにした掲示も作ってくださっていました。掲示物を作るだけではなく、いろいろな情報交換の場にもなります。『ひと月に1回ぐらいなら』と思われる方は、ぜひ御参加ください。(希望される方は教頭まで)また、参観会等で来校された時には、掲示を御覧になってください。

あいさつの日・あいさつ声掛け運動

2025年1月10日 10時53分

今朝は一段と冷え込み、風も強かったですが、子供たちは元気に集団登校しました。正門では、児童会の子供たちや中学生と地域の皆様方が一緒になってあいさつ運動をしました。児童会中心で朝実施する日を「あいさつの日」、地域の方が実施してくださっているのが「あいさつ声掛け運動」といい、年間を通じて行っています。2つのあいさつ活動が重なる日は、本年度なかったので、とても賑やかなあいさつの日となりました。

中学生から積極的に本校児童に声を掛けてくれていたので、少し下を向いて歩いたいた子も顔をあげて、ハイタッチしながら笑顔であいさつを交わしていました。本校児童は、校舎内で知っている方と出会ったり、すれ違ったりしたときには、自分から挨拶することができる子が多いですが、学校の外や、普段接しないような方に対しては、自分から挨拶できない子が多いです。今日のように、学校職員以外の大人や先輩(中学生)とあいさつする機会をきっかけにして、普段の生活の中でも自然とあいさつができるようになるとよいなと思っています。家庭でも、地域に出掛けた際には、あいさつのお手本を示していただけるとうれしいです。

今後も学府全体で取り組んでいる「あいさつの日」や「あいさつ声掛け運動」をきっかけにして、あいさつができることが当たり前になるよう、教師も意識していきたいと思います。ぜひ地域で本校児童に出会った時には、あいさつしてみてください。