本校では、3年生は毎週木曜日、他の学年は年間を通して10回程度の読み聞かせを計画的に実施しています。
今の小学生は、生まれた時から高度情報化社会であり、インターネット等を通して、日本だけではなく世界と簡単につながる環境でした。ですので、自分が興味がある世界中の映像や動画を次々に見ることができます。対して、「本を読む」という行為に少し抵抗がある子供もいます。
以前より、学校では家庭学習で本読みを宿題としたり、図書室の本の貸出を推奨したりしていますが、なかなか「本を読む」ことが定着しない子供もいます。そんな時、自分では手に取るこがなかったような本に出合うことはとても貴重な機会です。
今日も、子供たちの実態にあわせて、魅力的な本を選択して読み聞かせしてくださいました。中には、ストーリーテリング(絵本を読むのではなく、物語を子供たちの目を見ながら語り、子供は耳から聞いた言葉だけから、自分で自由に頭の中で絵を思い描きながら話を聞きます。)をしてくださる方もいて、子供たちは本や物語の世界に浸っていました。子供たちにとって貴重な時間をありがとうございました。
天候が心配されましたが、朝から晴れて運動会日和となりました。保護者や地域の皆様の声援で、子供たちは練習の時以上に頑張ることができていました。
赤白分かれての勝負ですので、勝者と敗者に分かれてしまいます。しかし、子供たちが考えた運動会のめあてにある「全力」「協力」「楽しむ」といったキーワードを意識して、めあてを達成できた子供がほとんどでした。
来週からまた新しく学校生活がスタートしますが、運動会を通して身についた力を生かして、さらに学びが深まるように支援していきます。参観していただいた皆様方、今日はお忙しい中ありがとうございました。
1学期も自主的に正門にある松の木の落ち葉を掃いてくれていたのですが、ここ1週間程涼しくなって、この自主的な活動が広がってきました。
今朝も竹箒を使って丁寧に松の落ち葉を集めてくれたり、舗道に上がってしまっている砂利を掃いてくれたりしていました。誰かに「やって」と言われることもなく、一人、また一人と自主的に活動に加わります。言われたことや決まっていることをやることも大切ですが、自ら考えて行動したり、困っている人を助けたりすることは、頭では分かっていてもなかなか行動に移すことは難しいものです。そんな朝の子供たちの自主的な活動を見て、何か心が温かくなりました。
他に、正門前で登校する子供たちに自主的にあいさつ運動をしている姿もありました。一人で行うのは勇気がいることだと思いますが、元気よく自分からあいさつしてくれています。このあいさつの輪も少しずつ大きくなってくれるとよいなと思います。
朝、子供たちが登校する頃から雨がぽつぽつと降り出し、予定していた朝活動での応援練習を運動場で実施できなくなりました。そこで体育館で行うことに。まだちょっと恥ずかしいのか、お腹から声が出ている子は少なかったように思います。各教室で練習している成果を出すためにも、本番では思い切って声援を送ることができるとよいと思います。
2、3時間目に運動場で総練習を行う予定でしたが、再び雨が降り出したので、2時間目は体育館で開会式の練習をしました。その後、雨が上がったため、運動場へ出て縦割りグループでドッジボールラリーを行いました。下学年と上学年に分かれて実施しましたが、相手のことを考えて、捕りやすいボールを投げている子が多かったです。最後に閉会式の練習をしましたが、最後まで集中して頑張ろうとする子がいて素晴らしかったです。何より、天候が心配されましたが、予定通り総練習を実施することができてよかったです。