避難訓練
2025年1月17日 14時20分30年前の平成7年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が発生しました。当時はテレビ各局が毎日のように被害状況などを放映していて、現実に大都市がこんなにも破壊されてしまうのかと恐ろしさと悲しさを感じたのを覚えています。しかし、時が経ち、少しずつその頃の記憶が薄れてしまっている方もいるかもしれません。そして、阪神淡路大震災を知らない世代が増えてきています。
当時を知らない子供たちにも、改めて災害の恐ろしさや、もしもの時にどのように行動すればよいのかを学ぶことができるように、今日は予告しない避難訓練を実施しました。昨年度は実施していないので、2年ぶりの実施となります。
昼休みに地震が発生した設定で、運動場にいる子は揺れがおさまるまで避難行動、教室にいた子は、揺れがおさまってから各自で判断した経路で運動場まで避難しました。予告して、学級担任が先導する避難とは違うので、わざわざ昇降口で靴に履き替えて運動場へ避難する子がいたり、どう避難すればよいか戸惑っている子がいたりしました。いざという時は、今日のように自分で判断して行動しなければなりません。校長先生からの全体指導の後、教室へ戻って各学級で訓練の振り返りをしました。
よい機会ですので、お子さんに今日の様子を聞いていただき、地震に対する備えを確認してみてはいかがでしょうか。