学校の様子

分団会

2025年3月7日 09時42分

本年度最後となる分団会がありました。1年間の集団登校の様子や、通学路の危険個所などを確認しました。振り返りの後に、新分団長や新班長を決めました。

登下校の様子の振り返りでは、本校で大切にしている「あいさつ」についての振り返りもありました。しっかりできていると自己評価する低学年に、高学年が「高学年にくらべて声が小さいし、あいさつしていないときもあるよ」と指摘する場面もありました。声が大きければよいわけではありませんが、自己満足ではなく、相手に伝わるようなあいさつができるとよいと思います。後半では、4月からの新年度に向けて、集団登校時の並び方(新1年生を含む)も確認しました。

そのまま帰りは新しい並び方で集団下校しました。6年生は、現リーダーとして列の後ろから見守ってもらいます。

4月から、分団によっては1年生が集団登校に加わります。ここでも自分の歩く速さに1年生が合わせるのではなく、1年生の歩く速さを見ながら、分団のみんなが安全に登校できることを願っています。

5・6年 合同卒業式練習

2025年3月6日 13時38分

6年生が卒業するまで残り9日間(登校日)となりました。今日は、5年生と6年生が初めての合同卒業式練習を行いました。入場から式次第に従って流れを確認しました。合同では初めてということもあり、5年生はとても緊張している様子でした。6年生も真剣な表情で練習に臨んでいました。今日のような練習を重ねることができれば、よい卒業式になると思います。

卒業式は小学校の行事の中でも一番大切な行事です。小学校の全課程を修了し、中学校へ進学するための節目の儀式であり、6年間生活してきた小学校や共に過ごした仲間や下級生との別れの式でもあります。下級生全員で卒業をお祝いしてあげたいところですが、代表して5年生に出席してもらいます。

今日のように、よい緊張感をもって、2週間後の本番を迎えることができればよいと思っています。来週には全職員も参加して総練習が行われます。6年生が中学校進学に向けて希望に胸を膨らませ、晴れやかに卒業の日を迎えることができるよう、6年生の学級担任を中心にして全職員で支援していきたいと思います。

3年 算数(そろばん)

2025年3月4日 10時27分

3,4年生では、算数の学習で「そろばん」の使い方を学びます。両学年ともゲストティーチャー2名の方が来校してくださり、基本的なことから丁寧に指導してくださいました。すでに、子供たちの中には、地域のそろばん塾で習っているので、そろばんを使って計算することができる子もいますが、3年生の多くは、初めてそろばんを使って計算しました。すでに4年生は学習していますが、今日は3年生の様子を写真に撮りましたので、ご覧ください。

40年ほど前は、「読み、書き、計算」ができるようにと、多くの子供がそろばんを習っていましたが、その時と比べると、習っている子供も減り、それに合わせてそろばん教室も減少しているようです。今の時代は、電卓があるしバーコードを読み取れば簡単に知りたい合計値や金額も出せるから…そろばんは必要?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そろばんを使って計算する過程で指を細かく動かしたり、10や5の数のまとまりを意識して考えたりすることで、脳が活性化され、数感覚も身に付きます。

なかなか数時間でそろばんの技術を向上させるのは難しい面もありますが、ここで学んだ数の感覚はこれからの学習にも大いに役立つものです。また家に眠っているそろばんがあるようでしたら、お子さんと一緒にチャレンジしてみてください。

6年生ありがとう集会

2025年2月28日 13時41分

下級生が6年生への感謝の気持ちを込めて、『6年生ありがとう集会』を開催しました。それぞれの学年が思いを届けながら、6年生が今までの小学校生活を振り返るような出し物を考えて披露しました。笑いあり、ちょっと感動する場面ありの充実した会でした。会の最後には、新委員長や新縦割りリーダーへの引継ぎ式もあり、5年生が新リーダーに向けて意識を高める機会にもなりました。

その後は、1年間ともに活動してきた縦割りグループでお弁当を食べました。各自が持ってきたシートに座り、仲良く食べました。普段の教室とは違うので、新鮮な気持ちで昼食をたべることができました。食べ終わると、運動場や体育館での縦割り遊びです。4年生が考えてくれた遊びを縦割りグループみんなで楽しみました。いつもより長い、40分間程の活動時間でしたが、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、すぐに終了時刻になってしまいました。

6年生だけではなく、1年生から5年生も、現学年で学校生活を送るのは13日間となりました。仲間や地域の方々、普段使っている道具や物にも1年間の感謝の思いが持てる期間になるとよいと思います。

5年 理科(ふり子のきまり)

2025年2月27日 10時13分

5年生の理科では、「ふり子のきまり」について学習しています。昔は振り子時計が身近にあったので、子供たちが振り子をイメージしやすかったのですが、今では見たことのない子も多いです。ですので、メトロノームや、運動場にあるブランコを例に出してイメージさせることもあります。

今回は、振り子の周期(1往復する時間)が、振り子の長さによって変化するのかどうかを調べる学習でした。以前は鉄製スタンドやタコ糸、算数で使っている分度器などを使って実験したこともありましたが、誤差が大きくなってしまうこともありました。本校では専用の実験装置があり、どのグループも同じように実験することができます。始めは振り子の長さを15cm、その後は30cm…と順に長くしていき、10往復する時間を計測した後に、計算して1往復の平均時間を出しました。その後、振り子の長さと時間の関係を考えました。

前回行った予想では、メトロノームをイメージして、振り子の長さが長くなると1往復する時間も長くなるという意見がほとんどでした。しかし、中には振り子の長さが長くなるほど、1往復する時間は短くなるという子もいました。

子供たちは、生活する中で、物理現象を誤って認識していることもあります。誤概念とも言ったりしますが、理科の学びでは、そういった誤概念を修正していく機会にもなります。次は、角度やおもりを変えて時間の変化を計測していきます。子供たちがどのように予想して、実験結果がどうなるか楽しみです。