学校の様子

6年 キャリア教育

2025年1月14日 18時37分

今年の6年生は、キャリア教育の一貫で多くのゲストティーチャーをお招きしていますが、今日もフットサル元日本代表の「村上哲哉」さんが講師としていらっしゃいました。

まずは、運動場へ出て実技の授業です。サッカーを経験している児童が村上さんからボールを取ろうとしますが、なかなか取ることができません。ボールを取られないようにするたのポイントを教えていただき、子供同士でもボールの取り合いをしました。風があって寒い日でしたが、子供たちは元気に体を動かしていました。

その後、音楽室で村上さんが講義してくださいました。「好き」が夢につながること、苦しい時も逃げたい時も諦めずに乗り越えた時に得られた自信は最強であること、家族の言葉や友達、家族の支えに感謝の「ありがとう」を伝えることの大切さなど、貴重な実体験から、生き方についての示唆をいただきました。講演後の感想では、「自分はあきらめてしまうことが多かったけど、話を聞いて、もっとこうすればいいんだな、がんばれば乗りこえられるんだということを教えてもらい、自信がつきました」といったものもあり、子供たちにとって貴重な学びの機会になりました。

図書ボランティア

2025年1月14日 12時58分

本校の図書室の壁面には、季節に合わせた魅力的な掲示物が飾られています。

これは、図書ボランティア(通称トツカマン)の方たちが毎月本校に集まって、掲示物を作成してくださっているものです。いつも7名程の方がいらっしゃいます。今回は2月に向けて「節分」をテーマにした掲示も作ってくださっていました。掲示物を作るだけではなく、いろいろな情報交換の場にもなります。『ひと月に1回ぐらいなら』と思われる方は、ぜひ御参加ください。(希望される方は教頭まで)また、参観会等で来校された時には、掲示を御覧になってください。

あいさつの日・あいさつ声掛け運動

2025年1月10日 10時53分

今朝は一段と冷え込み、風も強かったですが、子供たちは元気に集団登校しました。正門では、児童会の子供たちや中学生と地域の皆様方が一緒になってあいさつ運動をしました。児童会中心で朝実施する日を「あいさつの日」、地域の方が実施してくださっているのが「あいさつ声掛け運動」といい、年間を通じて行っています。2つのあいさつ活動が重なる日は、本年度なかったので、とても賑やかなあいさつの日となりました。

中学生から積極的に本校児童に声を掛けてくれていたので、少し下を向いて歩いたいた子も顔をあげて、ハイタッチしながら笑顔であいさつを交わしていました。本校児童は、校舎内で知っている方と出会ったり、すれ違ったりしたときには、自分から挨拶することができる子が多いですが、学校の外や、普段接しないような方に対しては、自分から挨拶できない子が多いです。今日のように、学校職員以外の大人や先輩(中学生)とあいさつする機会をきっかけにして、普段の生活の中でも自然とあいさつができるようになるとよいなと思っています。家庭でも、地域に出掛けた際には、あいさつのお手本を示していただけるとうれしいです。

今後も学府全体で取り組んでいる「あいさつの日」や「あいさつ声掛け運動」をきっかけにして、あいさつができることが当たり前になるよう、教師も意識していきたいと思います。ぜひ地域で本校児童に出会った時には、あいさつしてみてください。

定着度調査

2025年1月9日 12時52分

2時間目が国語、3時間目が算数の定着度調査を全校で実施しました。今まで学習した知識がどの程度身に付いているのか、毎年この時期に全県で実施されているテストです。範囲は前回の調査からの学習内容(約1年分)です。一通り回答した後に何度も見直す子や、制限時間いっぱいまで集中して取り組む子など、それぞれが頭の中に汗をかきながら頑張ることができました。

6年生は4月に全国学力学習状況調査を実施したので、このようなテストには慣れていますが、普段行っている単元テストとは違い、広い範囲からの出題なので忘れてしまっている内容がある子もいたようです。テストの採点をして返却すると、点数ばかり気にする子もいますが、大切なことは、理解が不十分であったり、忘れてしまったりしていた学習内容を確認し、次につなげることです。

学校でも学級や学年の定着度合を書く設問ごとに確認、分析するとともに、全体として定着度合が低い内容については、返却時に全体指導します。お子さんが答案用紙を持ち帰った際には、誤答箇所等を確認していただき、家庭学習にも生かしていただけたらうれしいです。

3年 理科(電気の通り道)

2025年1月8日 16時21分

3年生理科の最初の学習内容は物理分野の「電気の通り道」です。今までは、自然を観察したり、光や音等を目に見える形で学んでいましたが、今回は直接目で見ることのできない「電気」を学習します。中学校2年生でも学ぶ領域です。子供たちの疑問や思いを学習課題に生かしていきたいと思っています。

今回は、電気が通ると豆電球が光ることは皆知っていたので、実際に各自で光らせる実験をしました。ただし、導線と電池、豆電球を使うのですが、電池や豆電球のソケット(入れ物)は使用させませんでした。ここがポイントで、ソケットを使用すると、簡単に豆電球の明かりをつけることはできますが、本質的な学びである「電気の通り道」について、意識が向かない子が出てしまいます。ソケットを使用しないことで、豆電球の底面と側面に導線を接触させなければ明かりはつかないので、電気の通り道をより意識できます。中学2年生の電流領域の導入でも行ったりしますが、中学生でも時間がかかることがあります。

なかなか直ぐに豆電球を光らせることができませんが、あえてヒントを与えないことで、皆活動に熱中していました。10分程すると、2人の子が「点いた!」と声を上げますが、一瞬で消えてしまいます。さらに5分程すると、一人が「点いた!」とずっと光らせることに成功!すると、皆がその子の近くに行って、どこが自分と違うのか、何がポイントなのか、自分なりに解釈して席に戻って試行錯誤しました。授業が終わるころには、ほとんどの子が豆電球を光らせることができました。次回の授業では、どうして導線の接触部の場所を変えないと光らないのかを確認する予定です。どの子も主体的、協働的に学びを調整しながら活動することができました。