学校の様子

4年 理科

2025年1月31日 14時54分

4年生の理科では、『ものの温まり方』の学習をしています。前回までに水を温めた時の温度変化を記録して、実験結果からどのようなことがわかるか考察しました。今回は、100℃程度で沸騰した際に出てくる「泡の正体は何か」を調べました。

まずは、ビーカーにどのグループも同じ量の水と沸騰石を入れます。そしてカセットコンロで加熱していくと、徐々に水温が上がり、泡を出して沸騰し始めます。沸騰した際に出てくる湯気の上にスプーンをかざして変化を観察しました。実験の途中で、先生からビーカーに入った水の量を注目するように声を掛けたられたり、スプーンに水滴がついたりしたことから、泡の正体が水であるということを確認することができました。少しの変化も見逃さまいと真剣にビーカーを見つめる子供たちが印象的でした。

この単元は、中学校で学習する『物質の状態変化』とつながる内容で、水が加熱によって液体から気体に変化しても、物質そのものは変化していないため、冷やすと水に戻るといった水の基本的性質を学ぶ大切な学習です。今日実験して分かったことを次回しっかり確認していきます。